森さんからサポート頂いたこと
- 花崎智弘
- 2021年7月25日
- 読了時間: 2分
森さん、謹んでご逝去を悼み、生前の温かいご指導に対し、あらためてお礼申し上げます。
私が森さんと初めてお会いしたのはSFCの学部1年生の頃で、森さんがメンター三田会の立ち上げにご尽力されていた時期でした。私自身、大学4年間を通し、森さんからは様々なアドバイスを頂き、色々なシーンで親身に相談に乗って頂きました。特に記憶に残っているのは大学2年生の頃、シンガポールで開催されたビジネスプランコンテスト(2ND GLOBAL START-UP@SINGAPORE 2004)に出場する際に発表の事前練習を森さんを始めメンター三田会の皆様の前で行った時のことです。質疑応答の練習を英語で行った際に森さんから投げられた英語での質問は非常に核心をついたものでした。元々、ビジネスに精通した切れのあるアドバイスを頂く事はそれまでもありましたが、英語であっても核心をついた質問を行う森さんを今でも良く覚えています。授業で読んだ森さんの資生堂時代の海外進出のケースの通り、海外でのビジネスの経験の強みとビジネスにおける英語を使いこなす森さんの凄さを、当時英語が苦手だった私自身が肌で感じたエピソードです。その時受けたインスピレーションは、その後の私自身の英語で仕事をするといったキャリア形成に大きく影響していると今でも思っています。
森さんはメンター三田会を通じて多くの学生に対して様々なサポートをしてくださったかと思います。それはメンター三田会という枠組みを超えて、慶應義塾の先輩と後輩といった関係性の中で、非常に強い後輩思いの気持ちからくるものだったと感じています。正に慶應義塾における理想の先輩像を体現していた森さんを見習い、私自身も後輩に対してのサポートを形を問わず行っていきたいと思っています。
森さんへの感謝を込めて以上を追悼文とさせていただきたいと思います。
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