森さまとメンター三田会の創設
- 鈴木茂男(元事務局長)
- 2021年7月29日
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2003年秋、旧知の平井寅一氏のご紹介でSFC国領研の授業を参観させて戴き、そこで森靖孝氏とお会いしました。
森氏はご令息がSFC草創期の卒業生で、既にSFCの授業の内容、それが今後の社会に及ぼすインパクトの大きさ等良くご存知でした。
私達6名は、国領研の学生を中心に事業計画立案のお手伝いのボランティアをしながら、福澤先生の半学半教で新しいICTの技術を学び、
そのインパクトの大きさに圧倒されました。そこでOBの学生支援を通じて慶應義塾がより多くの新事業を創造することに貢献しようと
考え、2004年夏 メンター三田会創設を決意しました。
2004年秋 メンター三田会は交詢社でキックオフが催うされ、塾より田中常務理事がご出席になり「300余りある三田会のうち、
初めて学生や塾へのサービスを目的にした会がうまれた」と祝辞を述べられました。その折り、森氏に会長就任をお願いしたところ、
彼は大変謙虚に「会長代行ということにしたい」と申し出られ、数年後に改めて会長をお願いしてお引き受けいただきました。
会員は100名を超え、数多くの勉強会が催され、また一方では新事業のコンテストを行う学生を支援し、メンター三田会賞を提供する
ようになりました。
この間、森氏は中国市場開拓のご経験をはじめ、ハンドバッグなど装身具やネイルペインティングに至るまで広範な知見を持っておられ
学生の良いメンターとして活躍されました。また驚くほど広い人脈をお持ちでした。
私にとってメンター三田会の活動は、森氏のリーダーシップの下、人生に予期せぬ新しい局面を開くことになりました。
ICTの革命的可能性、福沢諭吉精神のより深い理解、学生たちの未来の希望・・など楽しく充実した年月をご一緒することが出来ました。
森様は私にとって理想的な慶應ボーイであり、心よりの敬意と感謝を贈りたいと思います。
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