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森靖孝さんを偲んで

  • 執筆者の写真: 鈴木明(元幹事)
    鈴木明(元幹事)
  • 2021年7月27日
  • 読了時間: 2分

 2021年5月3日 宮地さんより 森さんの逝去の知らせを受け取った時、深い悲しみと共に ここまでよく頑張ったとの思いが交錯しました。

森さんは永い闘病生活 そして 昨年12月には奥様を亡くされ、心身ともお疲れになっていたのだと思います。今年の年賀状にも「健康上の理由により、本年を持ちまして年賀状を終了させていただきます」との添え書き、そして亡くなる数時間前に「俺はもう死ぬよ」と看護婦さんへ言い残した潔い言葉 すべて 森さんらしい最期と感じました。


 森さんと私とは 1964年/昭和39年同期の卒業 それも 体育会出身でした。

森さんは 柔道部、私はバドミントン部と学生時代は接点がありませんでしたし、卒業後も森さんは資生堂へ 私は外資企業とビジネス社会でも接点はありませんでした。

ただ、私ども39年卒体育会は大変結束が強く、卒業後も「三九三田体育会」として 卒業後も 少なくとも 毎年1回は集まっていました。

卒業時は約600名、現時点でも500名ほどが存続し、きちんとした名簿もそろっています。ちなみに 石井良明さん(成城石井創業者)も 同期体育会 卓球部です。

その中で 森さんとは 度々 顔を合わすことがありました。


 SFCが設立されたころでしょうか 森さんから 今度「メンター三田会」を立ち上げるので協力してほしいとの話があり 入会しました。

私はほとんど貢献できませんでしたが 設立後は 森さん、宮地さんのご尽力により この様に成長しています。森さんもこの点においては 心残りがないと思います。

もし心残りがあるとすれば メンター三田会の顧問を長く勤めている 伊藤公平先生が塾長に選ばれたことを知らずに あの世に旅立たれたことでしょうか。

存命中にこれを知ったら さぞ喜ばれたと思います。

伊藤公平先生が塾長就任 所信声明の終わりに このような言葉があります;

*自分の判断と行動による結果に対して責任が負える人。

*綺麗な空気のように気持ちが良い人。

*ハードファイターでありながら、負けた時は潔く、その経験を次に活かせる人。

*これを世界レベルで行い、全社会を正しい方向に導くことが躬行実践できる人

*このような教職員・塾生・塾員からなる慶應義塾が発展すれば、慶應義塾の世界的なレピュテーションは上がる

「大きくまっすぐ 進みましょう」

とありました。

森さんが これを知らずに あの世に行かれたことが残念です

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